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auひかりが遅いは勘違い?速い理由と実測値、評判を大公開
- auひかりの速度は遅いのか速いのか、どっちなの?
- 他のインターネット回線と比較して遅いのか知りたい
- auひかりの速さの理由を教えて欲しい
記事を読まないでauひかりに契約すると「遅いかも?」と不安を抱えたままインターネットを使い続けることになります。快適にauひかりが使えず、動画視聴やオンラインゲームも思う存分楽しめません。
当記事では、auひかりが「遅い」と言われる噂について、真相を暴きます。auひかりの速さを支える理由や実測値、評判、口コミを詳しく解説します。他社インターネット回線との比較も掲載しますので参考にしてください。
auひかりは評判や実測値を見ても速く、動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークでも快適に使える光回線です。
記事を読めば、auひかりが速い理由がわかり、メリットを最大限に活かせます。auひかりに契約してストレスなく安定したインターネット環境を手に入れましょう。
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遅いは嘘?auひかりが速い理由3選
「auひかりは遅い」と言われますが、嘘の可能性があります。なぜなら、auひかりの速さを証明する理由があるからです。auひかりが速い理由は以下をご覧ください。
- IPv4/IPv6デュアルスタックを採用するから
- KDDIの独自回線を利用するから
- ホームゲートウェイのスペックが高いから
IPv4/IPv6デュアルスタックを採用するから
auひかりが速い理由は「IPv4/IPv6デュアルスタック」を採用するからです。IPv4/IPv6デュアルスタックのおかげで、従来のIPv4接続に加えて新しいIPv6接続でも通信ができます。ネットワークが混み合っているときでもスムーズに接続が可能です。
インターネットの世界では、デバイスごとに「IPアドレス」が割り振られます。今まで主に使われてきたIPv4ではアドレスが足りなくなっています。IPアドレスの不足を解消するために登場したのがIPv6です。
ただし、完全にIPv6に移行するには時間がかかります。完全な移行に時間がかかるため、auひかりはIPv4とIPv6のアドレスを使えるデュアルスタックを採用しました。
デュアルスタックにより、IPv4でもIPv6でも安定した接続が確保できます。IPv6対応サイトでは、より速くスムーズな通信が可能です。
家族でインターネットを利用する場面を想像してください。お父さんがYouTubeを見て、お母さんはネットショッピング、子どもたちはオンラインゲームを楽しんでいます。家族みんなが同時にインターネットを使うと、IPv4だけでは混雑が発生しやすいです。
混雑すると速度遅延が起こり、家族みんながインターネットを利用しづらくなります。IPv6も利用できるデュアルスタックなら、混雑をうまく避けて快適な通信が可能です。IPv6対応のサイトでは、接続までの手順が短縮されるため、ページが素早く読み込まれてストレスなく利用できます。
どのようなシーンでも、速くて安定したインターネット環境になるのが、auひかりの強みです。IPv6については以下の関連記事で紹介しています。
KDDIの独自回線を利用するから
auひかりが速い理由は、KDDIの独自回線を利用するからです。独自回線により、混雑しにくく安定した快適な通信を提供できます。多くの光回線は、NTTの回線を借りて提供される「光コラボレーション」で運営されます。
光コラボレーションの説明は以下をクリックすると読めます。
※光コラボレーションについて
NTT(フレッツ光)の光ファイバー網を借りて運用している光回線です。光コラボ回線とも呼ばれます。ソフトバンク光やドコモ光、ビッグローブ光、楽天ひかりなどが該当します。auひかりやNURO光は独自回線のため、光コラボ回線ではありません。
しかし、auひかりはKDDIが自社で持つ光ファイバー網を使っているため、独自のネットワークの確保が可能です。他の光回線と比較して利用者が集中せず、インターネットが混雑しにくい状態を保てます。
平日の昼間、リモートワークでビデオ会議をする状況を考えてください。auひかりを使うと、会議中の接続が安定するので映像や音声が途切れず、相手との会話もスムーズに続けられます。突然のフリーズや遅延がないため、大事なプレゼン中でも安心です。
同時に自宅の別の部屋でリモート授業に参加しているお子さんがいても、インターネットの速度が落ちる心配はありません。家全体でWi-Fiをフル活用でき、在宅中も安心して仕事や学習、リラックスタイムを過ごせます。
KDDIの独自回線を利用するauひかりは、インターネットの混雑を避けて安定した快適な通信が可能です。家族みんなが同時に利用しても安心して使えます。インターネットが混み合う時間帯でも、快適に楽しめるのがauひかりの魅力です。
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ホームゲートウェイのスペックが高いから
auひかりが速い理由は、ホームゲートウェイのスペックが高いからです。高性能なホームゲートウェイによって、パソコンをauひかりと効率よく接続し、快適に通信ができます。
5ギガや10ギガプランは「Aterm BL3000HM」が届きます。1ギガプランやマンションタイプのホームゲートウェイは「Aterm BL1500HM」です。ホームゲートウェイの特徴は以下のとおりです。
項目 | Aterm BL3000HM | Aterm BL1500HM |
---|---|---|
最大速度 | 最大10Gbps | 最大1Gbps |
無線LAN規格 | IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E対応) | IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E対応) |
機能 | ONU機能、ブロードバンドルーター機能、内蔵無線LAN親機機能 | ブロードバンドルーター機能、内蔵無線LAN親機機能 |
対象プラン | 5ギガ・10ギガプラン | 1ギガプラン・マンションタイプ |
パソコンを有線で接続して、リモートワークをするときなどに活躍します。BL3000HMを使うと、最大速度10Gbpsの超高速通信が可能です。最大速度はベストエフォートなので注意が必要です。ベストエフォートについては以下をご覧ください。
ベストエフォートの説明は、以下をクリックすると読めます。
※ベストエフォートについて
ベストエフォート(英語: best effort)を直訳すると「可能な限りの努力」です。「最大通信速度に近づけるよう提供企業として最大限努力します。ただし、結果に関して保証はできません。」という意味です。
アップロードやダウンロードの待ち時間が短縮され、作業がスムーズに進みます。Wi-Fiで家族が同時に利用しても、有線でつながれたパソコンは混雑の影響を受けにくいです。有線だとWi-Fi(無線)より安定した通信が保てます。ビデオ会議や高画質の動画編集作業も、途切れずに進められ満足度が高いです。
遅いは嘘だった!auひかりの実測値
auひかりの実測値を知れば、遅いかどうかの判別が可能です。ホームタイプとマンションタイプに分けて、auひかりの実測値を紹介します。紹介する前提として速度の目安とPing値の目安を以下に記載します。実測値と比較して遅いか速いかの判断をしてください。
速度の目安
Webサイトの閲覧 | 1Mbps |
---|---|
動画視聴 | 10Mbps |
高画質動画の視聴 | 30Mbps |
オンラインゲーム 大容量ファイルの送受信 | 100Mbps以上 |
Ping値の目安
用途 | Ping値の目安 | Ping値の許容範囲 |
---|---|---|
Web閲覧 | 0~50ms | 100ms前後 |
メールやチャット利用 | 0~50ms | 100ms前後 |
動画視聴 | 0~30ms | 31~50ms |
ビデオ会議 | 0~30ms | 16~50ms |
オンラインゲーム | 対戦ゲーム:0~10ms その他のゲーム:0~15ms | 対戦ゲーム:11~20ms その他のゲーム:16~30ms |
※Ping値の目安は快適に利用できる数値です。許容範囲は多少遅れはあるものの、気にならない数値を指します。
下り速度や上り速度、Ping値の説明は、以下をクリックしてご覧ください。
※下り速度について
下り速度とは、インターネット回線を使ってデータをダウンロードする速度を指します。動画の視聴やファイルのダウンロード、ウェブページの読み込みなどで重要です。下り速度が速いほど、大きなファイルのダウンロードや高画質の動画をスムーズに再生できます。数値が大きいほど快適にインターネットを利用できます。
※上り速度について
上り速度とは、インターネット回線を使ってデータをアップロードする速度です。写真や動画をSNSに投稿する際や、クラウドにデータを保存する場合に重要です。上り速度が速いほど、大きなファイルを短時間でアップロードできます。数値が大きいほど快適にアップロードできます。
ビデオ会議やライブ配信をするときは、上り速度の高さが重要です。
※Ping値について
Ping値とは、インターネット上でデータを送信して、相手のサーバーから応答が返ってくるまでの時間を示す値です。簡単に言うと、操作した結果が反映されるまでの時間を指します。Ping値が低いほど通信の応答速度が速く、ゲームやビデオ通話、オンライン作業などの遅延が少なくなります。
一般的にPing値が50ms以下だと快適に利用でき、100msを超えると遅れを感じやすいです。
ホームタイプの実測値
auひかりは、Webサイト閲覧から動画視聴、オンラインゲームまで、どんな用途でも安心して使える安定した回線です。ホームタイプの実測値を見ても、遅さの心配はなく、快適でサクサク使えます。
auひかりホームタイプの実測値は以下のとおりです。
auひかりホームタイプの実測値
速度 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
1ギガ | 601.81Mbps | 570.74Mbps | 14.85ms |
5ギガ | 878.27Mbps | 826.65Mbps | 3.8ms |
10ギガ | 4716.84Mbps | 5893.57Mbps | 3.8ms |
auひかりのホームタイプは、とても高速かつ安定しています。速度やPing値の目安と比較しても、十分なスピードです。オンラインゲームに重要なPing値も3.8ms〜14.85msの範囲なので、スムーズな通信が可能です。ホームの実測値なら、重い作業や高速通信が求められる状況でも問題なく対応できます。
auひかりホーム1ギガプランで、家族が同時にインターネットを利用する場面を考えてみてください。お父さんが高画質動画を視聴し、お母さんはオンラインショッピングを楽しみ、お子さんはリモート授業に参加中です。auひかりの速度なら、家族みんながインターネットにつないでもサクサク快適に利用できます。
5ギガプランの実測値なら、ビデオ会議での画質がクリアなまま途切れる心配もありません。大容量ファイルのアップロードやダウンロードも待ち時間が少なくスムーズです。
auひかりホームは、一般的なインターネット利用で求められる速度やPing値の目安を大きく上回ります。家族みんなでの同時利用でも快適に使えます。実測値からも、安心して利用できる通信速度だとわかるため「遅い」と感じる心配はありません。
マンションタイプの実測値
auひかりマンションタイプは、タイプVやタイプG、タイプギガなど異なる通信方式を採用しています。通信方式が複数あるのは、マンションによって導入できる設備が異なるからです。どのタイプも日常のインターネット利用には十分な速度を提供しています。 auひかりマンションの実測値は以下のとおりです。
auひかりマンションタイプの実測値
速度 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
タイプV (VDSL方式) | 52.19Mbps | 35.06Mbps | 13.0ms |
タイプG (G.fast方式) | 365.85Mbps | 88.16Mbps | 14.6ms |
タイプギガ (光配線方式) | 676.42Mbps | 315.71Mbps | 22.8ms |
タイプV(VDSL方式)は、日常のWeb閲覧や動画視聴に十分な速度です。オンラインゲームは、少し遅めに感じる可能性があります。ただ、オンラインゲーム以外の普段使いには十分です。
タイプG(G.fast方式)は、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードにも対応できる十分な速度です。Ping値が低く、オンラインゲームやビデオ会議も快適に利用できます。
タイプギガ(光配線方式)は、マンションタイプの中でも最速です。オンラインゲームやリモートワークにも対応できる安心の通信速度です。いずれのタイプも、基本的なインターネット利用においてはスムーズに使えます。
auひかりの実測値については、以下の関連記事で紹介しています。
auひかりと他社インターネット回線の実測値を比較
auひかりが遅いと不安になる人も多いです。auひかりは十分速く、安定性も高いです。他社インターネット回線と比較しても上位に位置しております。オンラインゲームや動画視聴でもストレスを感じにくいインターネット回線です。auひかりと他社インターネット回線を比較した実測値は以下のとおりです。
ネット回線 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
NURO光 | 670.15Mbps | 648.36Mbps |
auひかり | 601.81Mbps | 570.74Mbps |
ソフトバンク光 | 363.21Mbps | 371.74Mbps |
ドコモ光 | 325.16Mbps | 326.29Mbps |
ビッグローブ光 | 312.23Mbps | 311.71Mbps |
楽天ひかり | 245.25Mbps | 237.02Mbps |
ホームルーター | 185.94Mbps | 25.08Mbps |
So-net光 | 253.37Mbps | 228.29Mbps |
UQ WiMAX | 105.24Mbps | 17.11Mbps |
auひかりの実測値は、NURO光にはわずかに及びませんでした。ソフトバンク光やドコモ光と比較すると、安定して速いです。UQ WiMAXやホームルーターと比較すると、倍以上の差があります。速度が安定する光回線としてauひかりは優れています。
建物の構造や使用するデバイスによっては快適な速度での接続が難しいです。ただ、auひかりの利用者の多くがインターネットを快適に利用しています。他のインターネット回線と比較して遅さを感じることは少ないです。
auひかりは、NURO光に次ぐ高い実測値を誇り、家族みんなでの利用や大容量のデータ通信にも十分応えられる速度です。他社と比較しても上位の速さと安定性があります。ぜひ、auひかりの速度を体験してみてください。
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auひかりが遅いか速いか調べよう!速度測定方法
auひかりの速度が遅いと感じるなら、速度を測定してみましょう。速度を測定するなら、以下のサイトがおすすめです。
- auひかり スピードチェック(外部サイトへ)
- Googleスピードテスト
- Fast.com(外部サイトへ)
- BNRスピードテスト(外部サイトへ)
Googleスピードテストだけはサイトがありません。検索画面で「スピードテスト」と入力すれば測定できます。どのサイトもボタン一つで測定できるので、初心者にも簡単です。結果が出たら紹介した速度の目安と比較してみてください。
速度の目安よりも遅ければ、インターネットの周辺機器を再起動したり、LANケーブルを変更したりなどを試しましょう。auひかりの速度測定方法や改善策については、以下の関連記事で紹介しています。
auひかりマンションタイプは速度が遅くなりやすい
auひかりマンションタイプの実測値は速いです。しかし、速度が遅くなりやすいのも事実です。マンションタイプの速度が遅くなりやすい理由は以下をご覧ください。
- 回線の共有により混雑が発生するから
- VDSLになる可能性が高いから
回線の共有により混雑が発生するから
auひかりのマンションタイプは、回線の共有が原因で速度が遅くなることがあります。ホームプランは戸建てごとに光回線を直接引き込むため、他の利用者の影響を受けにくいです。一方、マンションプランは建物に1本の光回線を引き込みます。引き込んだ1本の光回線を各部屋で共有して使用します。
1本の光回線を共有する仕組みにより、夜間などの利用が集中する時間帯には、回線が混み合って速度が低下しやすいです。しかし、平均の実測値を見ても、日常の利用には十分な速さを保っています。
マンションタイプの実測値は、タイプによっては300~400Mbps以上の速度が出ます。300〜400Mbps以上の速度なら、動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークなども快適に利用可能です。
実測値は環境や時間帯にも左右されるため、あくまで参考程度にしましょう。auひかりのマンションタイプは、平均的に十分な速度が出ますが、利用環境や時間帯に依存する部分もあります。まずは使ってみて、通信環境に満足できるか確認しましょう。
VDSLになる可能性が高いから
auひかりでは「VDSL」方式の配線を利用するマンションが多いです。なぜなら、築年数のあるマンションや設備が整っていない物件でも導入しやすいからです。VDSL方式のマンションが多いため、速度低下につながります。
VDSLでは、建物内での配線に電話線を利用します。他の配線方式と比較して、最大速度が遅くなりがちです。VDSL方式は、マンションまでの回線が光ファイバーです。建物内で各部屋につながる部分は電話線(アナログ回線)で接続されます。
電話線により最大速度が100Mbpsと制限され、複数の部屋で共有します。マンションプランでは、利用する配線方式が建物の設備によって決まるため、あなた自身で選択できません。
VDSL方式での実測値では、日常のWeb閲覧や動画視聴は十分対応できます。ただ、オンラインゲームや高画質動画の連続視聴では一時的に速度の低下が考えられます。週末の夜など、建物内のインターネット利用が増えるタイミングでは、さらに混雑しやすいです。
とはいえ、auひかりマンションタイプの平均的な実測値は、通常の日常利用での速度を十分カバーしています。一般的な用途であれば快適に利用できるため、あくまでも参考程度にしましょう。まずはauひかりを試してみて、実際の使い心地を確認してみると安心です。
遅いを調査!auひかりの速度に関する評判・口コミ
auひかりを実際に利用する人は遅いと感じているのか、評判・口コミを調査しました。評判・口コミを確認してauひかりが遅いのか速いのか判断してみてください。
良い評判・口コミ:感動的に速くて安定している
auひかりの安定性と速度の速さがよく伝わる口コミです。家族全員での同時利用でも速度が落ちない点は、家庭での利用が多い人にとって参考になります。リモートワークでの安定感も強調され、仕事でも安心して使える信頼性があります。
良い評判・口コミ:電話回線なのに速い
auひかりタイプGの独自性と実用性の良さが伝わる口コミです。「電話回線なのに速い」という意外性が、他の回線とは違った魅力をアピールしています。レトロな仕様に加え、しっかりした速度や安定感が得られる点も高く評価されています。
動画やゲームもスムーズな点は、忙しい毎日でもストレスなく楽しみたい人に参考になる口コミです。
悪い評判・口コミ:5ギガプランでも配信でカクカクする
YouTube配信における実用性が重視されており、配信者としての視点での口コミです。夜間の混雑時に200Mbpsまで落ちてしまう点や、配信中にカクつく悩みが具体的に書かれています。動画配信目的でauひかりの5ギガプランを検討する人には参考になります。
動画配信をするときの安定感の必要性が強調されており、配信者向けの視点がしっかり伝わる内容です。
auひかりの速度が遅いときの対処法
auひかりの速度が遅いときは、以下の内容を実施すると改善される可能性が高いです。auひかりの速度が遅いときの対処法は、以下をご覧ください。
- ONUやルーターを再起動する
- LANケーブルを変更する
- 周波数帯を変えてみる
- スマホやパソコンを購入する
- セキュリティソフトを削除する
ONUやルーターを再起動する
auひかりの速度が遅いと感じたら、ONUやルーターを再起動しましょう。インターネットの安定性や速度を改善するために基本的で効果的な方法です。再起動すると機器内部の熱を放出し、キャッシュやログをクリアできます。キャッシュやログがクリアになると、通信の安定性が向上する可能性が高いです。
ONUやルーターは長時間稼働すると内部に熱が溜まったり、キャッシュやログが蓄積したりして通信に影響を与えます。定期的に再起動をすると、機器の正常な動作に戻り、速度や安定性の確保につながります。ONUやルーターを再起動する手順は以下のとおりです。
- 電源を切る
- しばらく待つ
- 電源を入れる
- ランプの点灯を確認する
最初にONUとルーターの電源ケーブルを抜くか、電源ボタンをオフにして電源を切ります。電源を切った状態で約90秒〜2分ほど待ちます。電源を切った後の待機時間は、機器内部のキャッシュやメモリを完全にクリアするために必要です。
ONUの電源を入れ、ランプが正常に点灯するのを確認します。ONUのランプを確認したら、ルーターの電源を入れます。
ルーターのランプが正常に点灯したことを確認したら、パソコンやスマホでインターネットに接続できるかチェックしましょう。ネットワークランプが緑色に点灯すれば正常に動作しています。
ONUやルーターを再起動させると、長時間稼働で内部に熱がこもりがちな機器をクールダウンさせられます。通信が安定しやすいです。ルーター内部に蓄積されたアクセスログをクリアすると、パフォーマンスの改善が期待できます。周囲の電波との干渉が減り、最適な通信接続が可能です。
機器内の一時的なエラーや接続不良をリセットし、正常な状態に戻します。再起動しても速度が改善しないなら、他の要因も考えられます。接続するデバイスの性能や周辺機器の影響、プロバイダ側の問題などさまざまです。再起動は簡単に試せる対処法として効果が期待できるため、ぜひお試しください。
LANケーブルを変更する
auひかりの速度が遅く感じる場合、LANケーブルの種類や状態を確認しましょう。CAT6A以上のLANケーブルに交換するのが効果的です。LANケーブルの品質や適切なカテゴリーを使用すると、遅さが改善される可能性が高いです。LANケーブルは、種類によって対応する最大速度と伝送帯域が異なります。
古いタイプのLANケーブルを使うとインターネット速度が遅くなりやすいです。CAT5やCAT5EのLANケーブルでは、最大速度が100Mbpsや1Gbpsに制限されます。auひかりの速度を十分に活かせません。
長期間使用するLANケーブルは、抜け落ちや経年劣化により断線している可能性もあり、速度低下の原因となります。LANケーブルの種類とカテゴリーは以下のとおりです。
カテゴリー | 最大速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
CAT5E | 1Gbps | 100MHz |
CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
CAT7 | 10Gbps | 600MHz |
CAT7A | 10Gbps | 1000MHz |
CAT8 | 40Gbps | 2000MHz |
CAT6Aは1~10Gbpsまで対応し、帯域幅も500MHzと広いです。CAT6Aならauひかりの速度を最大限引き出せます。CAT6Aのケーブルは約1,000円以内で購入可能です。動画視聴やオンラインゲームなど、大容量データ通信が必要な場面で安定した速度を発揮します。
LANケーブルがしっかりと接続されていないと、通信が不安定になり速度低下の原因になります。LANケーブルが抜けかけていないかを確認するのも大切です。古いケーブルは劣化しやすいため、長期間使用しているものがあれば交換をおすすめします。
LANケーブルの見直しや交換は、インターネット速度の改善に直結する簡単な方法です。適切なカテゴリーのLANケーブルを選ぶと、auひかりの快適な速度を最大限に活用できる可能性があります。速度が遅いと感じたときは、ぜひ試してみてください。
周波数帯を変えてみる
auひかりのWi-Fi速度が遅いときは、周波数帯を2.4GHzまたは5GHzに切り替えると改善される可能性があります。どちらの周波数帯も異なる特徴を持ちます。2.4GHzと5GHzの強みを活かして状況に応じて切り替えると、快適なインターネットの利用が可能です。
周波数帯はデータを送受信するための電波の範囲を意味し、どの周波数を選ぶかで通信の範囲や速度に影響が出ます。2.4GHzと5GHzの特徴は以下のとおりです。
5GHz帯と2.4GHz帯の違いと特徴は、以下をクリックすると読めます。
5GHz帯の特徴
2.4GHz帯より速度が速いです。障害物が少ない場所なら5GHz帯を選びましょう。ルーターの近くでパソコンやスマホを利用するなら、5GHz帯だと快適にインターネット通信ができます。
- メリット
-
- Wi-Fi専用の周波数帯なので、他の機器との干渉が少ない
- 通信が安定して、速度が速い
- デメリット
-
- 障害物に弱く、通信範囲が狭いため電波が遠くまで届かない
- 一部の古いデバイスは対応していない
2.4GHz帯の特徴
広範囲の接続を重視するなら2.4GHz帯が適しています。
- メリット
-
- 電波が遠くまで届きやすく、壁や床などの障害物に強い
- 多くのデバイスが対応しているので、互換性が高い
- デメリット
-
- 電子レンジやBluetoothなど、他の機器と電波干渉しやすい
- 電波干渉により通信が不安定になりやすい
2階にあるリビングから1階のリビングまでWi-Fiを飛ばしたいなら、2.4GHzが便利です。リビングで動画を楽しみたいときは、5GHzがスムーズです。使用シーンに合わせて周波数帯を切り替えましょう。2.4GHzと5GHzの変更手順は、以下のとおりです。
- ルーターの管理画面にアクセスする
- Wi-Fi設定メニューを探す
- 周波数帯を選択する
- 設定を保存して再起動する
ルーターのIPアドレス(例:192.168.1.1)をブラウザに入力して、管理者アカウントでログインします。「無線設定」や「Wi-Fi設定」などのメニューがあり、周波数帯の設定を見つけます。
2.4GHzか5GHzのSSID(ネットワーク名)を選び、設定しましょう。SSID名には通常「a」や「g」が付いており「a」は5GHzです。「g」は2.4GHzを指します。
設定を保存してルーターを再起動したら、新しい周波数帯での接続完了です。詳しい設定方法は機種によって異なるので、取扱説明書などを確認してください。Wi-Fiの周波数帯を切り替えると、auひかりの接続が安定し速度の改善が期待できます。
2.4GHzと5GHzにはメリットとデメリットがあるので、状況に合わせて使い分けると便利です。速度が遅いと感じたら、試してみてください。
スマホやパソコンを購入する
auひかりの速度が遅いと感じたら、新しいスマホやパソコンの購入も検討しましょう。パソコンやスマホが古いと、最新のインターネットの性能に対応していないことが多いです。新しい機種にすると速度が改善され、快適にインターネットの利用が可能です。
パソコンやスマホのスペックが低いと、auひかりの高速インターネットを十分に活用できません。Webサイトの読み込みが遅くなったり、動画がカクカクしたりする原因になります。インターネットの速度を速くするために、以下のポイントを押さえてスマホを選びましょう。
- CPUが高性能
-
CPUはスマホの「頭脳」のようなもので、データをスムーズに処理します。高性能なCPUを搭載したスマホは、データ処理が速いので、インターネットが多少遅くても動作がスムーズです。iPhone 15シリーズやiPhone 16シリーズは高性能なCPUを搭載しています。
- メモリは6GB以上
-
メモリは、スマホが同時にどれだけの作業をこなせるかを決める「作業机」のようなものです。6GB以上のメモリがあれば、アプリがサクサク動いて、インターネットが少し遅いときでも快適に使えます。
- 4Gや5Gに対応
-
4Gや5G対応のスマホなら、速いインターネット通信ができます。デュアルバンドWi-Fi(2.4GHzと5GHz)対応のスマホなら、接続が安定しやすく、速度が低下しにくいです。
パソコンは以下を考慮して購入を検討するのがおすすめです。
- CPUは「Intel Core i3」や「M1チップ」以上を選ぶ
-
WindowsのCPUは、Intel Core i3やAMD Ryzen 3が適しています。MacならApple M1チップがおすすめです。デュアルコア(2つのコア)を持ち、軽めの作業に十分対応できます。
負荷のかかる作業をするなら、 WindowsだとIntel Core i5やAMD Ryzen 5がおすすめです。MacならApple M2が適しています。複数アプリの使用や写真、動画の編集などを同時にするなら、クアッドコア(4つのコア以上)を備えたCPUが快適です。
- メモリは8GB以上を選ぶ
-
メモリが大きいほど、たくさんの作業をスムーズに処理できます。インターネットや動画だけなら4GBでも大丈夫です。もっと余裕を持たせたいなら8GB以上がおすすめです。
- ストレージは128GB以上のSSDを選ぶ
-
データを保存する部分は、SSDが搭載されていると読み込みが速く、インターネットの操作もサクサク進みます。最低でも128GBのSSDがあると安心です。
- Wi-Fi 6対応のネットワークカードを選ぶ
-
Wi-Fi 6対応のネットワークカードなら、高速で安定したWi-Fi接続が可能です。有線接続の場合も、1Gbps対応のLANポートがあると速い通信ができます。
新しいスマホやパソコンを購入すると、auひかりの回線速度をしっかり活かせるようになります。スマホやパソコンを長く使い続けていて速度が遅いと感じたら、買い替えも検討してみてください。
セキュリティソフトを削除する
auひかりの速度が遅いなら、セキュリティソフトを削除すると改善する可能性があります。セキュリティソフトは、インターネットからの不正なアクセスを防ぐために必要です。複数のソフトが同時に入っていると互いに干渉し、処理が重くなりパソコンの速度が低下します。
Windowsには「Microsoft Defender Antivirus」が組み込まれています。Macは「XProtect」が標準のセキュリティソフトです。標準のセキュリティソフトだけでも十分安心できます。
複数のセキュリティソフトは、インターネットの安全性に影響するため、慎重に削除しましょう。複数のセキュリティソフトを避け、標準のソフトを活用するのがおすすめです。
auひかりに申し込む前に遅さの不安を解消する方法
auひかりが快適に使えるかどうかは実際に利用してみないとわかりません。ただ、申し込む前に不安を解消する方法があります。auひかりに申し込む前に遅さの不安を解消する方法は、以下のとおりです。
- ネット回線速度の比較サイトで調べる
- 超高速プラン「5ギガ」を検討する
- 速いプロバイダにする
ネット回線速度の比較サイトで調べる
auひかりを申し込む前に、速度を確認すると安心です。実際の設置先での速度が事前にわかると、申し込んだ後に「想定外に遅かった」などのトラブルを避けられます。申し込む前の速度の確認は「みんなのネット回線速度」を使うのがおすすめです。みんなのネット回線速度を使えば、設置先住所の速度をチェックできます。
» みんなのネット回線速度はこちら(外部サイトへ)
設置先住所の速度を調べる手順は以下のとおりです。
- サイトの検索欄に「auひかりと設置先の住所(例:東京都渋谷区)」を入力
- 戸建てや集合住宅、プロバイダなどの速度データが一覧で表示
- 自分の環境に近い条件の実測値をチェック
サイトの検索欄には以下の画像のように「auひかり 設置先住所」を入力しましょう。
入力して検索をすると、以下の画像のように速度情報が一覧で表示されます。
みんなのネット回線速度を使った方法なら、契約前に速度の目安がわかります。申し込む前に不安が解消されるので安心です。速度や安定性を重視する人には便利なサイトです。ぜひ一度、申し込む前に設置先の速度をチェックしてみてください。
超高速プラン「5ギガ」を検討する
auひかりの「5ギガプラン」は、通常の1ギガプランと同じ月額料金で利用できます。料金は1ギガプランと同額なのに、速度が格段に速いのが魅力です。快適なインターネット環境を求めるなら、5ギガプランを選ぶと速度の不安を解消できます。
5ギガプランの月額料金は以下のとおりです。
月額料金 | 1年目 | 2年目 | 3年目以降 |
---|---|---|---|
ネット利用料金 | 5,610円 | 5,500円 | 5,390円 |
高速 サービス料 | 550円 | ||
超高速スタート プログラム | –550円 | ||
合計 | 5,610円 | 5,500円 | 5,390円 |
5ギガプランでは、契約後3年間は「超高速スタートプログラム」の割引が適用されます。割引により1ギガプランと同等の月額料金で利用可能です。 auスマートバリューや自宅セット割を適用すれば、割引は延長されます。4年目以降も1ギガプランと同じ料金で利用できます。
下り・上りともに実測値が高く、インターネットの利用でストレスを感じません。速度の安定性を重視する人は、auひかりの5ギガプランがおすすめです。auひかりの速度で失敗したくない人は最初から超高速プランに申し込むのも有効な手段です。
超高速プラン「5ギガ」については、以下の関連記事で紹介しています。
速いプロバイダにする
auひかりに申し込むとき速度が気になるなら、安定したプロバイダを選ぶと安心です。プロバイダによって通信速度に多少の差が生じます。プロバイダによる速度の差は、設備の違いや加入者の数による影響が大きいです。
しかし、体感的にはほとんど差を感じません。ほとんどのプロバイダが400Mbps以上の速度を出しているからです。より速いプロバイダを選びたい人は、以下のプロバイダの実測値を参考にしてください。
プロバイダ | 平均下り速度 | 平均上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
So-net | 636.49Mbps | 615.03Mbps | 14.49ms |
au one net | 573.16Mbps | 550.6Mbps | 16.24ms |
BIGLOBE | 576.13Mbps | 502.43Mbps | 15.67ms |
@nifty | 624.37Mbps | 595.32Mbps | 12.6ms |
DTI | 1288.42Mbps | 1176.64Mbps | 8.64ms |
GMOとくとくBB | 827.39Mbps | 839.62Mbps | 12.72ms |
@TCOM | 525.24Mbps | 483.46Mbps | 14.74ms |
ASAHIネット | 488.95Mbps | 456.2Mbps | 17.11ms |
速さを重視するなら、DTIがおすすめです。ただ、どのプロバイダも十分な速度が出ているため、体感的にはほとんど変わりません。安心して利用できるプロバイダとしては、知名度が高く人気のBIGLOBEがおすすめです。
BIGLOBEは信頼性が高いだけではありません。NNコミュニケーションズからの申し込みで高額キャッシュバックが受け取れるのでお得です。速度とコストパフォーマンスを両立したい人は、BIGLOBEを検討してみてください。
auひかりの速度に対して少しでも不安を感じるなら、安定した高速通信が実現できるプロバイダを選ぶと安心です。以下の関連記事では、auひかり代理店NNコミュニケーションズのキャッシュバックキャンペーンについて紹介しています。
【まとめ】auひかりは評判や実測値から見ても速くて快適に使える光回線
auひかりは、評判や口コミ、実測値からわかるように安定した通信を提供する光回線です。IPv4/IPv6デュアルスタック対応で、どの時間帯でもスムーズに接続できます。KDDIの独自回線を使用するため、他の光回線と比較して通信の混雑が少ないです。
リモートワークやオンライン学習なども、途切れず快適なインターネットが利用できます。auひかりホームタイプの実測値は1~10ギガまで高い速度を提供し、Ping値も低いです。マンションタイプも十分な速度で利用できます。
auひかりを快適な速度で利用するには、LANケーブルの見直しや周波数帯の切り替えを試しましょう。必要に応じた機器の買い替えもおすすめです。
実際に利用しないと本当の速度はわかりません。本記事からわかるようにauひかりの速度は速くて快適です。以下の関連記事では、auひかりの速度についてまとめました。合わせてご確認ください。
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