auひかりを契約すると、Wi-Fi機能が搭載されている『ホームゲートウェイ』という機器が自宅に設置されます。
しかし、そのWi-Fi機能を利用するためには、月額550円の有料オプションに加入しなければならないんです。

年間にすると13,200円かぁ・・・
それなら、Wi-Fiルーターを買っちゃった方が良くない?
おっしゃる通り!
同じように考えて、auひかりに自前のWi-FiルーターをつないでWi-Fiを飛ばしている人も少なくありません。
ただし、Wi-Fiルーターは必ずIPv6に対応したものを選んでください。
IPV6に対応していないルーターを接続すると、せっかく評判の良いauひかりのスピードを、まったく活かせなくなってしまうからです。
今記事では『なぜauひかりに接続するWi-Fiルーターは、IPv6対応のものを選ばなければならないのか』について解説いたします。
auひかりは自前のルーターを繋いでWi-Fiを飛ばすことが出来る
auひかりに標準装備されている接続機器『ホームゲートウェイ』には、元々Wi-Fi機能が搭載されています。
しかし悲しいかな、Wi-Fi機能を使うためには『内臓無線LANオプション』という有料オプションに加入しなければならないのです。
内臓無線LANオプション 月額料金 | 550円 |
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年間13,200円と考えると決して安くはない出費・・・
でも、ご安心ください。
実はこのオプションに入らなくても、Wi-Fiを飛ばす方法があるんです。
それが、auひかりに市販のWi-Fiルーターをつなぐ方法です。
余計なオプションに加入したくなかったり、自分好みの機能を使いたい場合は、自前のWi-Fiルーターを用意して接続しましょう!
- 月額料金が掛からない
- ホームゲートウェイより高機能の機種がある
- 好みのデザインが選べる
- 購入費用が掛かる
- 光コンセント付近に設置する機器が1つ増える
Wi-Fiルーターは必ずIPv6に対応したものを選ぶこと
Wi-Fiルーターはネット通販や家電量販店などで、たくさんの種類が販売されています。
価格帯は安い機種だと3,000円くらいから、高性能な機種だと10,000円を超えるものもあり。
より取り見取りで迷ってしまいますが、よくわからない場合はデザインで決めても良いでしょう。
ただし、1点だけ注意事項があります。
必ず、『IPv6対応』と書かれているルーターを選んでください。
例えば、通販で販売されている下記ルーターは、商品画像にIPv6対応と書かれています。

IPv6とは
IPv6は、回線混雑を避け、快適・高速にインターネットが利用できる接続方式のことです。
今まではインターネットに接続する際、約43億個のIPアドレスを発行できる『IPv4接続方式』が利用されてきました。
しかし近年、インターネット人口の増加と、ゲーム機やIT家電などネットに繋がる機器が急増してきたことにより、IPv4で発行できるIPアドレスでは足りなくなってきてしまっているのです。
IPアドレスが不足すると、ネットに繋がりにくくなったり、極端に速度が遅くなるという問題が頻繁に起こるようになります。
この問題を解決するために開発されたのが、次世代の接続方式『IPv6』です。
IPv4の発行できるIPアドレスは約43億個でしたが、IPv6の発行できるIPアドレスはなんと約340澗(かん)個!
340澗
=340兆の1兆倍の1兆倍
=340,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
これだけのIPアドレスが発行できれば、今後どれだけ接続機器が増えても当面不足してしまうことは無いでしょう。

auひかりは『IPv4/IPv6デュアルスタック方式』という通信方式を標準装備していて、もともとIPv6に対応しているインターネット回線です。
そのため、別途申し込みやオプション加入をすることなく、開通直後からだれでも高速通信でインターネットを楽しむことが出来ます。
しかし、Wi-Fiルーター側がIPv6に対応していなければ、そこから飛ぶWi-FiはIPv4接続となってしまい、回線混雑時などに速度が極端に遅くなってしまう恐れがあるのです。
Wi-Fiルーターのつなぎ方
自前でWi-Fiルーターを用意した場合は、下図のようにホームゲートウェイに接続することでWi-Fiが利用できるようになります。
ホームゲートウェイのLANポートと、Wi-FiルーターのWANポートをLANケーブルで接続してください。

尚、ONUとホームゲートウェイはauひかりの通信に必要ですので、外さないようにご注意ください。
自前Wi-Fiルーターの設定方法
auひかりの接続設定はホームゲートウェイ側に保存してあるため、通常Wi-Fiルーター側で特別な設定をする必要はありません。
接続するだけでWi-Fiが利用できるようになります。
ただし、1つだけ注意点があります。
Wi-Fiルーターは、アクセスポイントモードに切り替えて使用してください。
アクセスポイントモード(ブリッジモード)で接続すること
アクセスポイントモードについて、簡単に説明いたします。
Wi-Fiルーターの機能を2つに切り分けて考えてみましょう。
アクセスポイントモードとは、『ルーター機能』を停止し、『無線LAN機能』だけを動作させるモードのことを言います。
auひかりのホームゲートウェイには元々ルーター機能が備わっているため、そこに別のルーターを接続すると、互いに干渉しあい正常にインターネットに接続できなくなってしまう事があります。
そのため、Wi-Fiルーターはアクセスポイントモードに切り替えて接続した方が良いというわけです。
尚、Wi-Fiルーターによっては、アクセスポイントモードではなく、ブリッジモードと呼んでいる場合もあります。
アクセスポイントモードへの切り替え方法

Wi-Fiルーター本体にモード切替用のスイッチが付いている場合は、アクセスポイントモード(またはブリッジモード)に切り替えるだけでOKです。
しかし、Wi-Fiルーターの中にはスイッチが無い機種もあります。
この場合は、Wi-Fiルーターにパソコンなどの端末を接続後、ブラウザなどで設定画面を開いてアクセスポイントモードに切り替える必要があります。
ちょうど私の使っているWi-Fiルーター『TP-LINK Archer A10』がモード切り替えスイッチが無いタイプでしたので、手順を紹介いたします。
- STEP1Wi-Fiルーターに接続後、tplinkwifi.netへアクセスする
パソコンなどの端末とWi-FiルーターをLANケーブル、またはWi-Fiで接続してから、ブラウザでtplinkwifi.netにアクセスします。
- STEP2ログインする
ユーザー名『admin』、パスワード『admin』を入力しログインします。
※ユーザー名とパスワードは適宜変更してください。
- STEP3メニューの『動作モード』をクリック
- STEP4『ブリッジモード』にチェックを入れ『保存』
保存ボタンをクリックすると、自動的に再起動を開始します。
これでアクセスポイントモードへの切り替え完了です。
Wi-Fiの接続方法
Wi-Fiルーターの接続が完了したら、Wi-Fiを利用したい端末を操作して接続します。
端末により操作方法は異なりますが、大体行うことはこの3つです。
iPhoneを例に、接続手順を紹介いたします。
- STEP1iPhoneのWi-Fi機能を有効にします
基本的には最初からWi-Fi機能がONになっているはずです。
- STEP2設定画面からWi-Fi設定を開きます
歯車アイコンの『設定』をタップし、『Wi-Fi』をタップします。
- STEP3ネットワーク名(SSID)をクリックします
iPhoneが受信したWi-FiのSSIDが一覧で表示されます。
接続したいWi-FiルーターのSSIDを選択してください。※SSIDはWi-Fiルーターに張り付けてあるラベル等に記載されています。
- STEP4パスワードを入力します
初回接続時は暗号化キーの入力を求められます。
長いので、間違えないように入力しましょう。※暗号化キーはWi-Fiルーターに張り付けてあるラベル等に記載されています。
- STEP5接続します
これでWi-Fi設定は完了です。
ブラウザなどを起動し、インターネットに接続されているか確認してみましょう。
尚、Wi-Fiルーターによっては2.4GHz用のSSIDと、5GHz用のSSIDが用意されている場合があります。
それぞれ下記のような特徴があるので、用途に合ったSSIDに接続しましょう。
2.4GHz帯 | ・電波が遠方まで届きやすい ・家電やBluetoothなども利用する周波数帯なので、干渉が起きる場合がある |
---|---|
5GHz帯 | ・2.4GHzより高速な通信が可能 ・Wi-Fi専用の周波数帯なので、家電などと干渉しない ・壁などの障害物に弱い |
Wi-FiがIPv6接続になっているか確認する方法
全ての設定が完了したら、Wi-FiがIPv6接続になっているか確認してみましょう。
IPv4とIPv6のどちらの接続方式になっているかは、「test-IPv6.com」というサイトにアクセスすることで簡単にチェックできます。
アクセスすると自動で判定が開始され、『あなたの DNS サーバ (おそらくお使いのプロバイダが運用) は、IPv6 インターネットアクセスがあるように思われます』と表示されれば、IPv6接続できているということです。
逆に『あなたは IPv4 インターネットのみを閲覧できるようです。あなたは IPv6 のみのサイトに到達できません』と表示された場合は、IPv4接続になってしまっています。
Wi-Fiルーターが正しく接続されているか、チェックしてみましょう。
代理店のNNコミュニケーションズからauひかりを申し込むとWi-Fiルーターが貰える!

NNコミュニケーションズは現在、キャッシュバックが増額される特別キャッシュバックキャンペーンを展開しています!
auひかりの提携プロバイダにSo-netを選択し、スマホとのセット割を組むことでキャッシュバック額が10,000円分増額されるんです。
- 内容:キャッシュバックを10,000円分増額
- 条件:プロバイダに「So-net」を選択、「auスマートバリュー」または「UQモバイル 自宅セット割」を組む
尚、auスマートバリューやUQモバイル 自宅セット割はauひかり電話の申し込みが条件となっています。
つまり、NNコミュニケーションズから申し込み特別キャッシュバックキャンペーンを適用すると、自然に72,000円の高額キャッシュバックが受け取れることに!
今だけの期間限定キャンペーンですので、スマホとのセット割を適用予定の方は、絶対に活用しましょう。
NNコミュニケーションズからauひかりを申し込むと、下記2つの特典からどちらか好きな方を選んで受け取ることが出来ます。
特典A 高額キャッシュバック
ホーム | マンション | |
---|---|---|
キャッシュバック額 | 56,000円 | 56,000円 |
※auひかり電話を同時申し込みした場合、上記NNコミュニケーションズのキャッシュバック金額に+6,000円上乗せとなります。
特典B キャッシュバック+Wi-Fi6対応ルーター
特典Bを選択した方は、下記キャッシュバック金額の他、最新のWi-Fi規格『ax』に対応したルーターが受け取れます。
ホーム | マンション | |
---|---|---|
キャッシュバック額 | 50,000円 | 50,000円 |
※auひかり電話を同時申し込みした場合、上記NNコミュニケーションズのキャッシュバック金額に+6,000円上乗せとなります。

NNコミュニケーションズは特典申請がとても簡単!
NNコミュニケーションズの特典申請は、申し込み時の電話で口座番号を伝えるだけのとても簡単なシステムを導入しています。
その場で口座番号が分からなくても、後から送られてくるSMSのフォームから登録してもOK。
ですので、申請忘れや貰い忘れの心配が無く確実に特典が受け取れるんです!
代理店の特典でありがちな複雑な申請や、オプション加入などの面倒な条件も無し。
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『公式ではない代理店から申し込むのはちょっと不安』という方もいらっしゃるかもしれません。
確かに世の中に怪しい代理店がいるのは確かですが、NNコミュニケーションズに関しては毎年KDDIから『お客様の満足度を高める為受注品質の向上にも努めていただきました』という感謝状を受け取っているので、信頼できる代理店と言って良いでしょう。
キャンペーンページには、実際に利用された方のレビューもたくさん掲載されているので参考にしてみて下さい。
私が確認した時は高評価のレビューが多くて安心できました。
auひかりの申し込みを検討しているなら、NNコミュニケーションズのキャンペーンサイトはチェックしておきましょう!
auひかりの申し込み窓口比較表【代理店・プロバイダ・公式】
auひかりののおすすめ申し込み窓口3社のキャンペーン内容を比較表にまとめました。
NNコミュニケーションズは正規代理店、So-netとGMOとくとくBBは公式プロバイダです。
\おすすめ /![]() NNコミュニケーションズ | ![]() So-net ![]() | ![]() GMOとくとくBB ![]() | |
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申込特典 | ![]() 72,000円 キャッシュバック | ![]() 初年度980円/月 ※月額料金割引 | ![]() 82,000円 キャッシュバック |
Wi-Fiルーター 特典 | ![]() 特典B選択で 高性能ルータープレゼント | ![]() レンタル料金 6カ月分無料 | ![]() 高性能ルーター プレゼント |
適用条件 | ![]() 特に無し | ![]() 特に無し | ![]() 特定プラン加入 |
ホーム 進呈時期 | ![]() 代理店分:1カ月後 プロバイダ分:4カ月後~ | ![]() 課金開始月から | ![]() 12カ月後と24カ月後の 2回に分けて |
マンション 進呈時期 | ![]() 代理店分:1カ月後 プロバイダ分:4カ月後~ | ![]() 課金開始月から | ![]() 12カ月後と24カ月後の 2回に分けて |
公式特典 | ![]() 適用可 | ![]() 適用可 | ![]() 適用可 |
サイト |
ご覧の通り、3社ともかなり豪華なキャンペーンを展開しています。
中でもキャッシュバックを貰えるまでの期間が一番短いNNコミュニケーションズをイチオシとさせていただきました!
特典申請も不要でキャッシュバックを受け取り忘れる心配が無いので、auひかりの申し込みならNNコミュニケーションズを選んでおけば間違いなしです。
まとめ
今記事では、『なぜauひかりに接続するWi-Fiルーターは、IPv6対応のものを選ばなければならないのか』につてい解説しました。
auひかりは『IPv4/IPv6デュアルスタック方式』という通信方式を標準装備していて、もともとIPv6に対応しています。
しかし、Wi-Fiルーター側がIPv6に対応していなければ、そこから飛ぶWi-FiはIPv4接続となってしまうため、回線混雑時などに速度が極端に遅くなってしまう恐れがあるのです。
自前でWi-Fiルーターを用意する際は、必ずIPv6に対応した機種を選ぶようにしましょう。