インターネット回線において重視される「値」と言えば、アップロード・ダウンロードの回線速度を思い浮かべる人が多いと思います。
では、もう一つの重要な値である「ping値」はご存知でしょうか。

- いや、初耳ですね
- 聞いたことあるけど意味まではちょっと・・・
こういった方が大半かもしれません。
筆者もあまり気にしていなかったのですが、最近ビデオ会議をする機会が増えて、その重要度を再認識しました。
実はZoomミーティングをしたりオンラインゲームを遊ぶには、ping値は非常に重要な数値なのです。
データを送受信した際の応答にかかった時間を数値化したもの。
ping値が低いほど操作をしてからの応答速度も速くなり、逆に高くなるとラグなどが発生しやすくなる。
pingはピン、もしくはピングと読む。
近い将来、ビデオ会議をしたりオンラインゲームを遊ぶ機会がより増えてくることを考えたら、インターネット回線は出来るだけping値の低いものを選んでおくべきでしょう。
私のおすすめは光回線の「auひかり」です!
ということで今回は、インターネットを利用する上で重要になってきている「ping値」に焦点を当て、なぜauひかりが他の光回線よりもおすすめなのかを詳しく解説していきます。
今インターネット回線の契約や乗り換えを検討している方は、ぜひチェックしておいてください。
オンラインゲームやビデオ会議などではなぜping値が重要になるのか

例えば、ping値が高いインターネット回線でオンラインゲームやビデオ会議を行うと、以下のような問題が起きやすくなります。
これではゲームに勝てなくなってしまいますし、ビジネスにおいては会社や先方に迷惑を掛けてしまうでしょう。
逆にping値が低いネット回線であれば応答速度が速くなるため、上記のような現象は起きにくくなります。
快適なping値の目安
では、ping値は具体的にどのくらいの値が出ていれば快適と言えるのでしょうか?
ping値の目安を表にまとめました。
ping値 | 速さ |
---|---|
1~30ms | 〇(速い) |
31~50ms | △(普通) |
51~100ms | ×(遅い) |
SNSやネットサーフィン、動画視聴などのごく一般的な利用であれば31~50ms程度で十分快適に利用できます。
しかし、業務上のネット会議で使用したりオンラインゲームを楽しみたいとお考えでしたら、ping値が30ms以下で安定するインターネット回線が無難です。
ping値の測定方法
さっそく今お使いのインターネット回線のping値を実際に測ってみましょう。
最も簡単にping値を計測する方法は、いつも使っているブラウザで回線速度の測定サイトにアクセスすることです。
かっこいいサイト、シンプルなサイトなどそれぞれ特徴がありますがお好みで選んでOKです。
どの測定サイトもワンクリックで「ダウンロード速度」「アップロード速度」「ping値」が測れます。
また、スマホでping値を測定するのであれば、専用のアプリを利用するのもおすすめです。
アプリの場合は測定履歴を残すことも可能ですので、定期的にチェックしたい場合などに便利です。
ping値は測れましたでしょうか?
測定結果のping値が31msを超えていた場合は、ビデオ会議やオンラインゲームには不向きということになります。
各回線タイプごとの平均ping値
測定サイトの中には、みんなが測定したデータを様々な表に落とし込んで公開してくれているところもあります。
(もちろん、測定者の許可を得たデータのみ使用しています)
例えば『みんなのネット回線速度』、略してみんそくさんがそうです。
このサイトに回線タイプごとのping値の平均値が公開されていましたので、引用して紹介いたします。
光回線は通信速度だけでなくping値も圧倒的に優れている
下表は、測定サイト「みんそく」さんで2021年7月6日から直近3ヶ月に測定されたデータを基に集計されたものです。
回線 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
光回線 | 27.2ms | 291.9Mbps | 214.1Mbps |
ケーブルテレビ回線 | 41.9ms | 127.2Mbps | 17.2Mbps |
携帯キャリア | 58.4ms | 77.2Mbps | 15.4Mbps |
格安SIM | 77.1ms | 46.8Mbps | 11.3Mbps |
ソフトバンクエアー | 66.5ms | 44.4Mbps | 6.3Mbps |
ホームルーター | 81.4ms | 40.8Mbps | 7.0Mbps |
モバイルルーター | 86.0ms | 32.6Mbps | 8.4Mbps |
ADSL | 59.6ms | 8.2Mbps | 1.9Mbps |
ご覧の通り、光回線のping値はスマホやホームルーターなどのモバイル回線と比べても半分以下で、ずば抜けて低いことが分かります!
auひかりのping値は光回線の平均より優秀
みんそくさんのサイトでは、回線ごとの様々なデータも公開されています。
それによるとauひかりの平均Ping値は19.33msでした(2021年7月6日から直近3ヶ月に測定されたデータ)。
光回線全体の平均値よりも低く優秀であることが分かります。
これならビデオ会議やオンラインゲームも快適に利用できるでしょう!
auひかりは通信速度の評判も良い
ping値が低いauひかりですが、同様に通信速度も優秀でとても評判が良いんです。
これには2つの理由があると言われています。
一つずつ紹介しましょう。
1.KDDI独自の回線を利用している
日本で展開している光回線サービスの多くは、実はNTTのフレッツ光回線を利用しているってご存じでしたか?
これはプロバイダなどの事業者がNTTのフレッツ光回線を借り、自社のサービスを付加して運用している光コラボレーションサービスがたくさん誕生したためです。
例えばソフトバンク光やビッグローブ光、OCN光などが光コラボレーションサービスで、フレッツ光と光コラボレーションを合わせるとなんと67%以上ものシェアを占めているんです。

そのためフレッツ光回線は夜間や休日などインターネットの利用者が多くなる時間帯は混雑が起き、速度が遅くなりやすいと言われています。
一方、auひかりはKDDI独自の回線を利用しています。
そのため、利用者過多による回線混雑が起きにくく、安定した速度を保ちやすいというわけなんです。
2.IPv4/IPv6デュアルスタック方式を標準装備している
もう1つの理由は、auひかりが「IPv4/IPv6デュアルスタック方式」を採用していることです。
今まで主流だったIPv4という接続方式は、ネット人口やIT家電などの接続機器の増加により、発行できるIPアドレスが枯渇し混雑が起きやすい状況になってしまいました。
そこで開発されたのが、無限に近いIPアドレスを発行できるIPv6接続方式です。
auひかりが採用している「IPv4/IPv6デュアルスタック」は、IPv6接続上でIPv4対応サイトも閲覧できる仕組みで、高速・快適にすべてのインターネットを利用することができます。

他光回線でも似たような仕組みを持つところはありますが、そのほとんどがオプション扱いになっていて別途申し込みや設定が必要なところ、auひかりはなんと標準装備!
そのためインターネットにあまり詳しくない方でも、速さを実感しやすいというわけなんです。
ちなみに、auひかりでは最大通信速度が「5Gbps」、「10Gbps」という超高速な特別プランも用意されています。
今のところ戸建て限定、エリアも東京・神奈川・埼玉・千葉の一部地域限定ですが、今後拡大していくことでしょう。
auひかり利用者の口コミ(Twitter)
細かく色々説明するより「生の声」を聞くほうが伝わると思うので、実際にauひかりを利用している方々の口コミや評判をTwitterから引用して紹介いたします。
auひかりはクソ速いです
— UME KRT うめたろー (@cb_ume) June 9, 2021
ログインとか秒です
何かのサービスにログインする際、速度が遅いとイライラしますが、auひかりは問題無しです。
シンプルに「速度がめちゃくちゃ速い」という口コミが非常に多かったです。
やっとWi-Fi繋がったよぅ😭✨
— あちゃ💋 (@paripigun) October 22, 2020
auひかり快適すぎるんやが😭❤
早くゲームしてぇ😭😭😭
ping値が低いauひかりはオンラインゲームにも最適!
auひかりの測定結果(IPv4接続)
— おいさん(まこりん) (@m_oikawa) July 8, 2020
Ping値: 6.0ms
ダウンロード速度: 537.0Mbps(超速い)
アップロード速度: 655.19Mbps(超速い)https://t.co/5D2C8FSM2M #みんなのネット回線速度 pic.twitter.com/pbv6hrINFK
こちらの方のping値はなんと6.0ms!
通信速度も上り下り共に爆速なので、かなり快適な環境と言えます。
今回紹介したように、auひかりの速度に関する評判は良いものが非常に多かったです。
auひかりを申し込む際は代理店キャンペーンを活用しよう

「じゃあ早速auひかりに申し込もう!」という気持ちのあなた、ちょっと待って下さい。
auひかりをお得にスタートするためには、どこから申し込むかがとっても重要なんです。
auひかりは公式サイト、auショップの他にもWEB代理店、家電量販店、さらに訪問営業や電話営業などさまざまな申し込み窓口があり、それぞれ貰える特典には大きな差があります。
どこから申し込んでもauひかりの品質や速度は変わらないので、せっかくならお得な窓口を選んで申し込みましょう!
私がおすすめするauひかりの窓口は、ずばり「WEB代理店」です。
なぜなら、特典が豪華なうえに公式キャンペーンも併用できるから!
参考までに、キャッシュバックキャンペーンを展開しているWEB代理店を2社紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
NNコミュニケーションズ
- 利用者のレビューを確認してから申し込みたい
- 高額キャッシュバックが欲しい
- 実績のある窓口を利用したい
NNコミュニケーションズは、たくさんあるauひかり代理店の中でも優良窓口として有名です。
キャンペーンサイトには、KDDIから毎年受け取っている感謝状のスキャン画像や、最新の利用者レビューが常に投稿されているので信頼できる代理店と言って良いでしょう。
また、代理店の特典でありがちな複雑な申請やオプション加入などの面倒な条件はありません。
キャッシュバックは申し込みから最短1ヶ月で指定口座に振り込みで、確実に特典が受け取れます。
GMOとくとくBB
- 高額キャッシュバックが欲しい
- Wi-Fiルーターを買うのが面倒
- 大手の会社から申し込みたい
GMOとくとくBBは『オリコン顧客満足度ランキング』において2年連続お客さま満足度No.1を獲得している、とても人気のプロバイダです。

そんなGMOとくとくBBの特設キャンペーンサイトからauひかりを申し込むと、高額キャッシュバックと高機能なWi-Fiルーターが両方もらえます!
お得な窓口からauひかりを申し込みたいと考えている方にとてもおすすめの窓口です。
ただし、少し注意点もあります。
GMOとくとくBBのキャンペーンは、キャッシュバックの進呈時期が2回に分かれていて遅く、都度受け取り手続きをしなければならないんです。
そこで、下記2点の対策をしておきましょう!
キャッシュバック手続きは、回線開通月を含む11カ月目と23カ月目にGMOとくとくBBの基本メールアドレス宛に届く案内メールを受け取るところから始まります。
ですので、案内メールを見逃してしまわないよう、GMOとくとくBBの基本メールアドレスからいつも使っているメールアドレス宛に転送設定しておくと安心です。
また、迷惑メールに振り分けられてしまうなどの不測の事態に備えて、カレンダーアプリに予定を書き込み、手続き出来る月になったら通知が来るようにしておくと、ダブルで手続き忘れを防ぐことができます。
後は案内メールが届いたら口座番号などを返信すればOK!
翌月末日に指定した口座にキャッシュバックが振り込まれます。
確実に82,000円の高額キャッシュバックを受け取って、なかなか手が出せなかったものを買ったり、旅行代金に充てちゃいましょう!
auひかりの申し込み窓口比較表【代理店・プロバイダ・公式】
auひかりののおすすめ申し込み窓口3社のキャンペーン内容を比較表にまとめました。
NNコミュニケーションズは正規代理店、So-netとGMOとくとくBBは公式プロバイダです。
\おすすめ /![]() NNコミュニケーションズ | ![]() So-net ![]() | ![]() GMOとくとくBB ![]() | |
---|---|---|---|
申込特典 | ![]() 72,000円 キャッシュバック | ![]() 初年度980円/月 ※月額料金割引 | ![]() 82,000円 キャッシュバック |
Wi-Fiルーター 特典 | ![]() 特典B選択で 高性能ルータープレゼント | ![]() レンタル料金 6カ月分無料 | ![]() 高性能ルーター プレゼント |
適用条件 | ![]() 特に無し | ![]() 特に無し | ![]() 特定プラン加入 |
ホーム 進呈時期 | ![]() 代理店分:1カ月後 プロバイダ分:4カ月後~ | ![]() 課金開始月から | ![]() 12カ月後と24カ月後の 2回に分けて |
マンション 進呈時期 | ![]() 代理店分:1カ月後 プロバイダ分:4カ月後~ | ![]() 課金開始月から | ![]() 12カ月後と24カ月後の 2回に分けて |
公式特典 | ![]() 適用可 | ![]() 適用可 | ![]() 適用可 |
サイト |
ご覧の通り、3社ともかなり豪華なキャンペーンを展開しています。
中でもキャッシュバックを貰えるまでの期間が一番短いNNコミュニケーションズをイチオシとさせていただきました!
特典申請も不要でキャッシュバックを受け取り忘れる心配が無いので、auひかりの申し込みならNNコミュニケーションズを選んでおけば間違いなしです。
注意:ping値は回線だけで決まるわけではない
最後に一つだけ補足しておきます。
今回重点を置いて解説してきた「ping値」ですが、回線だけで数値が決まるわけではなく、利用環境にも影響を受けます。
pingを低く保つためには、下記2点にも注意しましょう。
1.Wi-Fiルーターの性能
1つ目は、「Wi-Fiルーターの性能」です。
もしもずっと昔に購入したWi-Fiルーターを使い続けていてラグなどに悩まされている場合は、ルーターの買い替えを検討した方が良いかもしれません。
Wi-Fiルーターは常に性能が進化し続けているので、当然新しい機種の方がping値の改善が期待できます。
価格はピンキリですが、一人暮らしであれば5,000円クラス、家族と住んでいて同時接続数が多くなる方は10,000円クラスのWi-Fiルーターを選んでおくと安心です。
2.LANケーブルのカテゴリ
2つ目は、「LANケーブルのカテゴリ」です。
LANケーブルには実はカテゴリという規格があり、それぞれ対応速度が異なります。
カテゴリはケーブルの側面などに記載されているので一度チェックしてみましょう。
カテゴリー | 最大速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
CAT5E | 1Gbps | 100MHz |
CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
CAT7 | 10Gbps | 600MHz |
CAT7A | 10Gbps | 1000MHz |
CAT8 | 40Gbps | 2000MHz |
古いLANケーブルを使い続けていると、たとえ性能の良いルーターを使っていても力を発揮しきれず、ping値も高くなってしまいます。
動画などを快適に見たいなら「CAT6」以上、大容量データ通信を必要とするオンラインゲームを遊ぶなら「CAT7」以上がおすすめです。
まとめ
インターネットを利用する上で重要になってきている「ping値」に焦点を当て、なぜauひかりが他の光回線よりもおすすめなのかを解説しました。
最後にもう一度要点をまとめておきましょう。
ping値が高いインターネット回線では、以下のような問題が起きやすくなります。
ビデオ会議をしたりオンラインゲームを遊ぶ機会が多い方は、出来るだけping値の低いインターネット回線を選びましょう。
おすすめは光回線の「auひかり」です。
インターネット回線選びの参考になりましたら幸いです。